2016年7月21日木曜日

バスツアー

実家に帰ってきて、ようやく人間らしい生活を取り戻しつつある。
海風に守られて育った湘南ボーイには九州の夏の高温多湿はなかなか衝撃的で、
なんだかんだと言いつつ南神奈川より快適に住める場所を私は知らない。

そんなわけで、しばらく九州に戻る予定はないため、
ホールツアーはまさかの全干しも視野に入れていたのだが、
せっかく30日に名古屋まで行くので31日の広島だけは申し込んでおいたところ、
Mobile枠で夜公演に当選した。
昼公演は一般枠も投げるつもりだが、ひとまず名古屋広島2泊3日の予定が立ったわけだ。

神奈川から名古屋は新幹線で3時間足らずで着くので、
当初予定していた熊本との往復よりは大分楽になったのだが、
広島まで新幹線で行くとかなり交通費が嵩んでしまい、
総選挙の後遺症に苦しむ身としてはかなり痛手である。
そこで便利なのが夜行バスで、
今回も名古屋→広島、広島→東京をどちらも夜行バスでの移動にすることで、
2泊3日全行程の移動宿泊費が3万円以内に収まる算段である。

せっかく熊本で無料イベントを開催するというタイミングで熊本を離れているのは痛いが、
関東民に戻った特権を生かして、
来月の握手会で総会などがあれば無券でも顔を出しておきたいところである。
9月の神奈川県民ホールも行けるには行けそうだが、
速報に入ったメンバーは少しくらい優遇されたりしないものだろうか。



最近はオフが多いようなので、少し昔の写真を掘ってきた。
私がHKTのファンになりたての頃のはるたんである。
いつの間にか初めて劇場公演を見た7月19日から1年が経ち、
いい加減私も新規という感じではなくなってきた。
お客様気分ではなく、しっかりはるたんのファンを増やす活動をしなければいけない。
まずは名古屋個別、知った顔が何人かいればいいのだが…。

2016年7月14日木曜日

手間暇かければいいものができる

前にも言った通り、私は現在体調不良で休職中なのだが、
入院しているわけでもないので、一日の過ごし方は普段の休日とそう変わらない。
しかし九州はこの雨続きで、どこにも出掛けられなければ洗濯物も乾かない。
何をするでもなく家の中で時間を潰すのは、それはそれでストレスである。
おまけに先日雨雲の切れ間に無理矢理出掛けてみたところ、
市電のレールで自転車のタイヤがスリップし、上半身からアスファルトに転落。
元々あった体調不良など気にしている場合ではないような重傷を負ってしまった。

人間、こういう追い詰められたときこそ、逆に集中力が発揮できるものである(多分)。
時間だけはあるのだから、以前から考えていた、
現場での酷使により傷みが目立ってきていた上野ドラムの2号機を今こそ作ろう。
そう思い立って丸3日、ようやく完成した新作がこちら。


自分でも気合いを入れすぎて少し引いている。
今回は八角形なので、そのまま上野オクタゴンとでも命名しておこう。
上野ドラムからの主な改善点としては、まず表板の材質。
写真でも背景を反射しているのがわかると思うが、
文字をくり抜いた台紙の上を透明のプラ板で覆っている。
光らない普通の団扇でもそうなのだが、
どうしても現場で何度も使用しているうちに傷ついたり文字が剥がれたりしてしまう。
そんな悩みを解決できるのがこの構造である。
しかもこれ、プラ板を乗せて縁をテープで固定しているだけなので、
プラ板が傷ついたり汚れたりした場合は交換が可能なのだ。



発光させるとこんな感じだ。
結局光らせてしまえば前と同じになってしまうのが少し悲しいが、
せめてもの抵抗としてハートをくり抜いて新作感を出してみた。
発光ギミック自体に変更は全くないが、
今回は文字の色にキンブレの筒に入っていたシートを使用している。
あれはすごく便利なので、シート単体で販売してもらえないものだろうか。


今回はかなり綺麗に作ったので、中身も公開。
構造は至って単純なので、時間と手間さえかければ誰でも同様のものが作れるだろう。
写真では見にくいが、キンブレの周りにはプラ板を四角く切り貼りし、
表板と裏板にプラ両面でくっつけて固定している。
今回失敗した点は、キンブレとプラ板との隙間を軟質のシール材で埋めたため、
柄がグラグラと動くようになってしまった。
よく言えば遊びがあるのだが、重量に負けてシールが切れてしまいそうで怖い。
現場で使う際には、柄だけを握るのではなく、本体に指を添えるように持つのがいいだろう。



裏板と側板にもちょっとしたこだわりを。
プラ素材を多用している分、上野ドラムより若干重くなってしまったのはまあ仕方ない。
それと、八角形にしたためにウサミミをつけることができないのも難点といえば難点だ。

ひとまずこれなら、多少ラフな扱いをしてもすぐに凹んだりすることはないだろう。
正直二度とやりたくないくらい大変だったので、
しばらくはこの上野オタクゴンをメイン武器としてはるたんの応援に勤しみたい。

選抜メンバーになるということ

梅推しだったときにも同じようなことを言ったが、
ただ私が一人でアイドルの追っかけを楽しむだけであれば、
はっきり言って私の推しメンが選抜メンバーになる必要性は皆無と言っていい。
私が好きなのは一にも二にも劇場公演である。
求めてもいない歌番組やグラビア撮影に時間を取られ、劇場に出る回数が減ってしまったり、
あるいは握手会が混雑して落ち着いて話せなくなってしまったりするのはちょっと困る。
自分の楽しみだけに目を向けると、「選抜入り」というのは名誉どころか、
「会いに行けるアイドル」の本分を邪魔する迷惑な肩書きでしかないのだ。

しかしまあ、皆様ご存知の通り、
私は推しメンを総選挙でランクインさせるために頭のおかしい金額を注ぎ込んだし、
ファンとしての活動の際には常に選抜入りを目標として念頭に置いている。
それは何故なのか。

これも梅推し時代に言及しているのだが、当時の自分の答えを見返すと、
「梅が望むから」「意思表示のため」などなど、どうも消去法的な考え方のように思える。
今の私は、もっと建設的な答えを見つけている。
最新のはるたんのG+につけたコメントの一部をこちらにも掲載する。

私にもいくつか、HKTについての夢があります。
まず、上野遥と岩花詩乃の生意気リップスが見たいですね。
上野遥センター、両サイドに神志那結衣、坂口理子で思い出以上も見てみたいです。
そしてそして、上野遥ソロで愛しさのアクセル!
これが見られたらもう人生に悔いはないかも…。
まあ、こんなのはただの私の妄想ですが、総選挙や選抜に入ってもらいたいのは、
そんな途方もない夢を少しでも現実に引き寄せるための、最も確実な手段だからです。

そういうことだ。
コンサートだったり、特別公演だったり、
いつもと違う舞台でいつもと違う上野遥を見てみたいではないか。
それではるたんが喜んでくれるのであれば、これ以上のWin-Win関係はない。

今回の選抜発表に関しては、正直「予想外だった」ということは特にない。
由莉耶もゆうたんも最近の諸々の動向を見ていれば入れる気満々だったことは明白だし、
はなちゃんセンターも1作遅いくらいの感覚である。
2期生の盟友二人の選抜入りは素直に祝っておくが、他のメンバーは他のメンバー。
我々はるたん推しは、自分の推しメンの選抜入りに向けてできることを着実にやるだけだ。

梅推しだったときはもう少しお気楽なオタクだったと思うのだが、
いよいよメンバーに対して思いを募らせすぎかもしれない。
最近よくガチ恋とか言われるのも、まあ確かに人からはそう見えるだろうなあ…。



余談だが、4期生の中では地頭江音々さんが気になる。
小学生の頃に一番仲がよかった女の子になんとなく似ているのだ。
是非上野先輩を見習って、パフォーマンスを磨いてほしい。
ようこそHKTへ、いいアイドル人生を。

2016年7月8日金曜日

限界

去年の9月に転職して10ヶ月。
前職から年収は約1.6倍に跳ね上がり、当初は浮かれまくっていたのだが、
年収が上がるということは、年収相応の働きを求められるということである。
ブラック企業というのはある意味気楽なもので、会社に期待しないで済む分、
仕事もそれなりに手を抜いてやっていればそれなりの低空飛行は続けられるのだ。
頑張ってもリターンがないのなら頑張らなければいいし、
周りも皆そうなので頑張らないことに対する後ろめたさもない。
私が思うブラック企業の怖さは、長時間労働や低賃金自体よりも、
ある程度慣れてくるとこうした思考がしみついてしまい、
他の会社ではやっていけないマインドが形成されてしまうところにあると考える。
だから、新卒時の就活は慎重にしなければならなかったのだ。
私のように、楽な環境に染まりやすい人間は特に。

まあ何が言いたいかというと、
清き流れに住みかねて元の濁りが恋しくなってしまったということだ。
求められる水準の高さについていけず、業務時間外や休日も仕事のことが頭から離れない。
頭から離れないだけで具体的な何かが手につくわけでもないので問題は解決されず、
仕事は溜まる一方で、比例して考え事もどんどん積もっていく悪循環。
行き着く先は、現代では聞き慣れたお洒落な横文字、メンタルヘルスである。

どうも自律神経が怪しいと思って心療内科を受診したのが先週の金曜日、
その場で書かれた診断書には「3ヶ月の休職を要する」との文字が。
週明けの月曜日にそのことを上司に告げると、流石は大企業のフットワーク、
その週の水曜日(つまり一昨日)からすぐさま休職することが決定した。
そんなわけで、ここ2日はほとんど家でボーッとして過ごしていたのだが、
正直言って誰とも喋らずにずっと家にいると余計具合が悪くなってくる。
気晴らしに公演でも見に行きたいところだが、
西鉄ホールは他のイベントで1ヶ月以上使えないことが決まっているし、
そもそも総選挙の後遺症であっちこっち出掛けられるような経済的余裕もない。
このままでは本格的に社会復帰ができなくなってしまいそうで、ひどく落ち込んでいる。
お先真っ暗とはまさにこのことだ。まだ27歳なのに。

熊本は地獄の釜のような暑さで、ただ生活しているだけでも気力体力が奪われていく。
何もしないのに熊本にいても仕方がないので、休職中は神奈川の実家に帰るつもりでいる。
まずは体調を元に戻してから、今の仕事に戻るのか、
それとも別の道を探すのか、ゆっくり考えることにする。
ひとまずは再販を買ってある今月30日の名古屋個別を楽しみに生きていくが、
おそらくこの日は「関東民」として参加することになるだろう。
まあ名古屋なら神奈川からの方が断然近いし、むしろ好都合である。
向こう1年間はるたんの応援に力を注がねばならないというのに、
またはるたんにパワーを分けてもらうことになってしまいそうだ。