2016年8月3日水曜日
広島→東京
今回のツアーは1回も入れないことも覚悟していたので、
なんとか行けることになった広島は非常に楽しみにしていた。
観客の挙げた札の多寡によってセットリストが変わるのは知っていて、
私はChain of loveのある離脱派セットリストが見たかったのだが、
この日の夜公演は広島公演から刷新された残留派セットリストの初お披露目がかかっており、
会場はほとんど青の札、新セットリストで公演が進むことになった。
結果的にはこの残留派セットリストが素晴らしく、
まるで私が考えたかの如く、好きな曲を上からつまんだようなセットリストだった。
中でも感動したのは、チームTⅡによる走れ!ペンギンである。
元々バックグラウンドも含めて大好きな曲なのだが、
長かった研究生時代を経て先輩のいない新チームを結成し、
フレッシュメンバーによるコンサートを成功させた彼女たちの前途を祝福するような、
そんな空気感に包まれた輝かしい瞬間だった。
4期生だけで歌った2曲も、これから彼女たちを待ち受ける無限の可能性を感じさせる、
パワー溢れるパフォーマンスで、感動屋の私は涙を禁じ得なかった。
私はこれまで築いてきたHKTをあまりに愛しすぎていたため、
10人もの新メンバーを素直に受け入れられるかどうか不安だったのだが、
何のことはない、HKTを選んで入ってきた彼女たちはもう我々ファンにとっても家族である。
きっと楽しいことばかりでもないことは、先輩たちの姿を見ていればわかるだろう。
それでも、一握りの人間にだけ味わうことを許されたアイドルとしての青春、
それを手に入れる権利を君たちは勝ち取ったのだ。
思う存分、HKT48を楽しんでほしい。そして、HKT48を更なる高みへ導いてほしい。
余談だが、またしてもはるたんから思いがけぬプレゼントを貰ってしまった。
パフォーマンスやルックス、キャラクターなどを総合して、
最近は4期生の松本日向さんがお気に入りだったりするのだが、
「まだまだ私には敵わないでしょ?」というメッセージを受け取ったような気持ちだ。
わかっていますとも。ずっとついて行きますよ。
東京へ帰る夜行バスの中で思いに耽る、そんな7月31日のこと。
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