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2月第1週土曜日の本店個別握手会、
あの日に誰とどんなことを喋ったのかを思い出すのも困難なほど、
最早遠い昔のような感覚である。
その前の週には友人の結婚式の二次会に呼ばれていて、
そこから今週までノンストップで毎週何らかの予定が入っていた。
昨日今日は1月第3週以来の何も予定がない土日でゆっくり休むことができたが、
来週は早朝から高尾に山登りに行くことになっている。
中高生の頃はゲームばかりやっていたインドア少年だったはずなのだが、
いつからこんなにアクティブになってしまったのだろうか。
この期間、色々なことがあった。
はるたん個人のことで言えば、博多座と公演出演700回、
これらはファンの側でも色々とお祝い企画を準備して進めてきた。
私など何分こういうことに関わるのが初めてなので、
また次回に繋がるような貴重な経験をさせてもらったのだが、
ふとこれらが終わったときに、「やっと肩の荷が下りた」と感じている自分に気が付いた。
言うまでもないことだが、お祝い企画などファンが勝手にやることである。
参加したくなければしなければいい。
目的ははるたんの喜ぶ顔を見ること、それ以外には何もないはずだ。
この2ヶ月半ほどの間に、色んなところで色んな人と関わった。
それこそはるたん推し以外の人とも話をする機会があった。
そんな中で、たくさんの人間が関わる以上、決して楽しい話ばかりではなかったのも事実だ。
しかし、私はHKTの追っかけを「趣味」として楽しんでいる。
私に限らず、「義務感で仕方なくHKTを追っかけている」なんて人はいないだろう。
であれば、どんなことでも楽しまなければ損だ。
わざわざ自分から物事を楽しめないような方向に曲げる考え方ほどバカバカしいものはない。
もう一つ控えている総選挙にしてもそうである。
文句を言うなら、楽しくないなら、やらなければいい。
総選挙は勝負である。勝負は真剣になればなるほど楽しい。
勝っても負けても、嬉しさや悔しさが、楽しいのだ。
そう思えるような環境を自分で作っておくことが、
9回目を迎えてそろそろ存在意義について根本的に問われだした総選挙に対して、
ファンの側でできる心構えなのではないだろうか。
先週の個別で、私ははるたんに直接こう言った。
総選挙には別にリターンなど求めていない。
ランクインしたからどうこうということを期待するようなものでは、残念ながら、ない。
ただ、私は上野遥が「圏外」だという事実が許せないだけだ。
選抜にしてもそうである。選抜だから何だというのだ。他に見出すべき価値はいくらでもある。
それでも、私は上野遥を「非選抜」のままにしておくのは許せない。
ランクインもした。選抜にも入った。だから何だ、それがどうした!
そう言ってやりたいだけなのだ。一言で言い表すなら、これはファンとしての「意地」である。
去年の生誕祭ではるたんが語った言葉を、今こそ思い出そう。
総選挙ランクイン、選抜、これらを目指しながら…。
でも、楽しくやっていきたい。
はるたんはそう言った。
一番大切なことは、結局はるたんが言っていたのだ。
まず何よりも、楽しく!やっていこうではないか。
そうでなきゃ、やっている意味がない。人間いつかは死ぬんだから。
私は、ここで色々な人と出会えて本当によかったと思っている。
だってその方が楽しいから。
そんなことに思いを巡らせた、春の終わり、夏の前。